グロッジの森です、
うちの会社は来月が決算なので、今朝は税理士の先生とミーティングをしてました。
この時期ですが昨年より売上増加、利益も増加してます。
コロナになった瞬間から「今年はアクセル全開で行く」と決め、事業設計を見直して、1年走ってきました。
ちょうどコロナになる前からオンライン化に舵を切り、リアルのセミナーをやらなくなりました。
完全オンライン化を進めて、最初は壁にあたりましたが、仕組み化することに成功しました。
来期は10億の壁に挑戦しようとあれこれプランを練ってます。
あなたは今年いくら稼ぐのか?
まずすべての起業家はこの問いにすぐに答えられないといけません。
そもそもいくらを目指すのか?
僕は拝金主義者ではないですが、綺麗事ばかり並べるのも好きじゃないので、まずは社長自身が豊かになることが第一です。
そして余ったお金で社会や人や地域に貢献する。この順番が大切です。
たとえば、うちの会社であれば、複数の教育事業をしているので、まず年間目標をたてます。
これを「KGI」と言って、ようは「最終ゴール」の数値です。「今年いくら稼ぐ?」という目標数値ですね。
これ明確にありますか?
鳥の目 vs 虫の目
社長はその日単位や、月単位で物事を考えてはダメです。それは社員の仕事です。
「7つの習慣」でも書いているように、「終わりを描いてから始める」のが大事でして、まずは今年いくら稼ぐかを明確にし、その数字の逆算から今月は?今週は?今日は?と落とし込んでいくのが鉄則です。
でも多くの起業家が、目先のことしか考えていないとおもいます。
それだと近視的な経営になり、目先の小さい利益だけしか得られません。
どんなジャンルの事業であっても、その会社がスケールするためには1日2日でどうにかなる問題ではありません。
ビジネスは迷路みたいなもので、1+1=2みたいな正解があるわけではなく、未開のジャングルの道なき道をかき分けて突き進んでいくようなもの。
目先のことだけ考えて商売してるのは、そのジャングルを這いつくばって進む虫みたいなものです。
ではなくもっと俯瞰して、鳥の目線で全体を見て進むので、最短でゴールまで進めます。
ビジネスの設計図
弊社ではこのあたりの取組をテンプレ化してます。
社長である僕があーだーこーだ言うわけではなく、各々の社員が年間のゴールからの逆算で、どうやって売上を伸ばすか?を考えて実行しています。
まずは年間でどれくらいの事業にするのか?
このKGIを明確にしますが、あなたの事業規模から考えて、できたら桁が1つ大きいくらいをゴールにしましょう。
年商500万円だと5,000万円、年商1,000万円くらいだと1億円、年商3,000万円だと3億円、などですね。
僕たちは予算もあるので、どんなジャンルのスクールでもまず1億で設計します。
1億が見えないということは、そもそもニーズがないか、売れてるライバル商品がないか、実績が弱いか。なにかしら原因があります。
1年後に1億作る。まずこのゴールを決めてから逆算です。
ビジネスは「単価✕数量」なので、1億作るなら30万円のスクールなら333人。50万円なら200人。100万円なら100人。
分解すると少し具体的になってきますね。
では50万円のサービスを作って200人に提供していこうとなったら、次はこの200人をいくらくらいかけて集めるか?です。
そして、その200人はどこにいるのか?
彼らは何を信じていて、何に困っているのか?
ここがマーケティングの設計になりますが、これを決めずにみんな「YouTubeやろう」「インスタやろう」となるので、ほとんど失敗します。
そうゆう戦術的な話は一番最後。
感情論ではなく数字で語る
売上が伸びない起業家は、数字で語らず感情論で語ります。
「ターゲットが女性なので、インスタで集客しようと思います」
「動画の時代なのでYouTubeで集客します」
などなど・・。
こうした声を聞くたびに「うまくいかないのにな」と思うのですが、案の定、久しぶりにその商品や販売ページを見てみると、売れてる気配がないです。
そして目先の利益を追いかけて、Facebookに頑張って更新したり、インスタをがんばってコツコツ更新したり、、
挙句の果てには相互フォローで見せかけの数字だけ伸ばして、集客してます!みたいな、、
きついですね、、
ではなく、考えないといけないことは、
●いくらで集客したら赤字にならないのか?
これです。起業家はこれに即答できないと売上は伸びません。
逆に言えばここが分かったら、あとは赤字にならないところまで広告を突っ込んで集客するだけです。
そして、集客にたいしてどれだけ利益になったのか?を計算する。
基本的に僕たちのようなコンテンツビジネスは、事業を立ち上げて初月から黒字化です。これが基本。
リアルビジネスだと初期コストのか回収まで1年とか2年とかもザラですが、オンライン系のビジネスは初月。
このキャッシュフローの速さも魅力なところ。なのでどんなビジネスでも基本はコンテンツ販売からはいった方がいいのです。
まとめ
まとめます。ちょうど年度末なので、来年度、どこまでやるのか明確にすること。
昨年の売上から10倍くらいのちょっと大きい目標をたてて、その目標数字を分解し、いくらの商品を何人に販売するかを出すこと。
その数字が出たら、その人数を集めるのにいくらかかるのか?いくらまで突っ込んだら赤字にならないか?を出すこと。
本当はもっと細かい指標がありますが、このあたりは弊社のテンプレをみながら、一緒に事業設計していきます。
オンラインスクール事業、まだまだ伸びていく市場です。チャンスありなので、仕組み化しましょう。