「専門家を成功に導く専門家」として年間1,000回以上のセミナーをプロデュースしてる森です、
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SNSやるならTwitterとインスタは欠かせないですが、個人的には文字ベースのTwitterが好き。
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昭和のエロ軍師
さて、10月になりまして、僕が住む沖縄も少しずつ秋の兆しが・・・と言いたいところですが、
尋常じゃないほど真っ黒に日焼け
してまして、まだまだ夏全開、気温も30℃でございます。
あ、「ございます」なんて書いてしまったのは、Netflixで話題騒然の「全裸監督」の影響です。
「お待たせしました、お待たせし過ぎたかもしれません」
という名(迷)キャッチコピーの村西とおるを演じる山田孝之さんの怪演が面白く、シーズン1とシーズン2を一気観しました。
ときはバブル全盛時代。
裸一貫で商売をはじめ、最初は英会話教材を売り歩く敏腕セールスマンだった村西とおるは、やがてエロの世界にのめり込んでいきます。
最初、この映画を知ったときはエロを題材にした映画だと思っていましたが、まったく違います。
これは、村西とおるというビジネスマンの栄枯盛衰、ひいては人間の群像劇です。
僕はまったく村西とおるという人を知りませんでした。名前くらいはなんとなく知ってる・・くらいです。
でもこの本を見て、印象がガラッと変わりました。
エロ軍師が教える営業術
これは村西とおるさんが英会話教材のセールスマンとして、No.1の成果を出していた時の営業メソッドが書かれています。
僕の専門は「集客」と「セールス」ですが、まず何よりも売る力が大事だと考えています。
集めるのは簡単なのです。でもマーケティングとは「集める」と「成約する」がセットでマーケティングであり、誰しもが「売る」ことから逃げられません。
でも売ることに抵抗がある人が多いのも事実。そんな方にはまじでおすすめの1冊です。
しかも文庫文なので文量も少なく、1,000円以下で買えます。さらっと小2時間くらいあれば読めると思います。
でも中身は「売るノウハウ」のオンパレード。
中身が秀逸すぎたので、自分用に1冊、会社用に2冊買ったくらい、神本でした。
起業当初は英会話教材を売っていましたが、かつての奥さんの不倫現場に遭遇したショックから、エロの世界にのめり込んで行く村西とおる。
エロの世界でも、その得意の営業トークでどんどん女優さんを開拓していきます。
この営業力、コミュニケーション力も起業するうえで必須のスキルで、色んなスキルがありますが、起業して成功するために絶対に欠かせないものは?と聞かれたら、間違いなく
「営業力です」
と即答します。営業できないと商品が売れず、誰にも届けられずに終わります。
営業の話をすると、人見知りは損とか、流暢に話せる方が有利とか、色んなことが言われますが、まったくそんなことはありません。
むしろ、どもっていいですし、緊張してもいいのです。売れるor売れないはそこじゃない。
売れる営業に大事な要素
売れる営業に大事な要素は2つ。
1,ポジショニング
2,事前の準備
です。
1,ポジショニング
そもそも営業マンがヘコヘコして、下手に出てたらダメです。
優秀なセールスマンとは医者であり、お医者さんが患者にヘコヘコしてたら不安で仕方ありません。
「5分だけでもお時間を・・・」
とかもダメ営業マンの特徴です。こうしたお願い営業は営業ではなく、これがひどくなるとゴリ押し営業になります。
ではなくあくまで対等でOK。お医者さんが患者さんにヒアリングするように、営業マンもお客さんにヒアリングし、抱えている問題を解消する商品やサービスをそっと提案する、これが正しい営業です。
営業は始まる前に勝負は決まっており、最初のポジショニングがすべて。売上あげたれければ最初のポジショニングに全神経を使うこと。
このあたりの記事でも「売るスキル」について解説してます。
2,事前の準備
そして事前の準備です。村西とおるさんの本にも書かれていますが、どんな商品をセールスしても、断り文句は同じです。
・お金がない
・時間がない
・自信がない
・今じゃない
などなど。何を売ってもこのあたりの抵抗が出てくるので、事前にそれぞれの抵抗に対しての抵抗を考えておくことです。
これはたとえるなら、体調を崩した子供が、薬を飲むのを嫌がっているのと同じです。
熱があってしんどいのであれば、薬を飲んで治すのが一番です。でもあれこれと言い訳をするものです。
その気持ちも理解するのも大事で、だからこそ「今のままじゃダメなので、薬飲みましょうね。なぜなら・・」と提案です。
村西とおるさんの本ではこれらの抵抗に対する抵抗がめちゃくちゃシンプルに書かれています。
知識を売れ
英会話教材という、僕たちと同じ「知識」を売るビジネスで日本トップの営業マンだった村西さんのノウハウ、めちゃくちゃおもしろいです。
また、先日YouTubeでも解説しましたが、今のような情報過多、商品過多の時代において、ただの説明でしかない営業はやっちゃダメです。
正しい営業のマインドは、
「商品を売るな、知識を売れ」
です。
これについては動画で解説したので、よかったら見て下さい。
集客したければ、売上上げたければ、誰しもが売ることから逃れられないのです。
お待たせしました、お待たせし過ぎたかもしれない、日本一の営業本。オススメでございます。