「専門家を成功に導く専門家」として毎月5,000人以上をオンライン講座に集客している森です、
「ヤバい」です。
YouTube王ヒカキンを超えたと話題のひろゆき氏。自分をフリー素材化して収益を分け合いにしちゃう発想も天才的に賢いんだけど、YouTubeのアルゴリズムを駆使して関連動画で埋めてきたり短い動画構成で再生数やコメント数を増やしまくったり、と戦略が2chの創始者そのもので凄い好き。 pic.twitter.com/F254ZRctcZ
— 元情報商材屋💰 (@shozaiya) March 31, 2021
YouTubeといえばヒカキン、くらいYouTuberの代名詞的な存在でしたが、時代が変わりました。
僕も以前からよく見てたのですが、YouTube界隈では「ひろゆき」さんの勢いがハンパないです。
ヒカキン超え
動画の月間再生数が
ヒカキンさん→約1億回
ひろゆきさん→約2億5千回
とヒカキン超えをするだけでなく、
労力ほぼゼロ
でこれを達成してしまいました。
以前からひろゆきさんはYouTubeを運営してましたが、ほぼ2時間くらいずっと動画が垂れ流し状態だったんですね。
一切の編集を入れず、ライブ放送をそのままYouTubeにアップみたいな。
最近はABEMAニュースでも時に極論な意見を口にしたり、ぶっとんだアイデアが満載のひろゆきさんですが、現在はパリ在住です。
自身のチャンネルもすでに3月末時点で約70万人の登録者がいますが、見てわかる通り本当に編集やサムネなどなしでそのまんま。
↑タップorクリックで動画に飛びます
2ちゃんねる式YouTube攻略法
なぜこんなにバズったかというと、「自分の動画をフリー化」したんですね。
つまり、この垂れ流し動画を自由に切り取ったり編集してOKにしたところ、色んな人がひろゆき関連動画をアップしまくりました。
おかげさま(?)で、僕のフィードには「ひろゆきの大群」が現れておりまして、完全にジャックされております。
本来であれば、著名人のYouTubeを切り取ったり勝手に編集してYouTubeにアップしたら、ほぼ間違いなく怒られます。
場合によっては著作権侵害で訴えられたりもありますが、まさかの本人OK。
それをABEMAか何かで言ったので、めちゃくちゃ増えたんですよね。
これの面白いのは、
フリー素材化して第三者がアップしたチャンネルの収益もひろゆきさんに入る
という仕組みです。
多分、ひろゆきさん的には「編集するの面倒」「だから誰か勝手にいじってください」的なノリだとおもいますが、こうしてフリー素材化したことで
みんなが動画をアップする→再生数が増える→自分の収益になる
という「労力ゼロ」でも「収入アップ」という、いかにもひろゆきさんらしい発想がおもしろいと思いました。
本家より切り抜き動画の方が見やすい
で、本家のひろゆきさん動画と、第三者の切り抜き動画を見比べてみると、第三者の動画の方が見やすいです。
本家ひろゆきさんの動画は、とにかく長い。笑
2時間くらいは平気で話してそのまま垂れ流しなので、だらっと聞きたい方はあれですが、要点だけバシッと聞きたい方はちょっと不便。
でも切り抜き動画は興味そそるところをピンポイントで抜き出してくれて、時間も2〜3分でまとまっており、とても見やすいです。
よって、切り抜き動画でも10万人超えするチャンネルが出てきており、新しいYouTubeマーケティングのかたちが誕生しそうな予感です。
この流れをうけて、他のインフルエンサーたちも同じ戦略をやってくるとおもいます。
それをふまえて、今からどうゆう戦略でいけばこのスキマビジネスに参入できるか?僕ならこうします。
本家ひろゆきさん切り抜き動画はレッドオーシャン
ここまでノウハウが広まったので、ひろゆきさんの切り抜き動画はレッドオーシャンです。
これって「ビットコインが爆上げしてるので今から買おう!」くらいにやってはいけないことで、ほぼ勝てずに終わります。
よって、「みんなが良いと言い出したら終わり」という社会の絶対的なルールをまず理解しましょう。
そのうえで、「この流れに便乗しそう」かつ「そこそこ影響力あるインフルエンサー」をリサーチです。
いつの時代も「リサーチ8割」「実践2割」で、リサーチなきビジネスはほぼ失敗します。
まだ動画をやってないけど、切り抜きしてくれて収益入ってくるならラジオみたいにばーっと話すよ、みたいな人もいると思うので、ひろゆきさんの事例を話して巻き込むのもおもしろいと思います。
でもこうゆう仕組みを作るのがひろゆきさんは天才的にうまい。
2ちゃんねる的発想でYouTubeハック
そもそも2チャンネルって「匿名の掲示板」みたいな論調で語れることが多いですが、ようは「まとめサイト」で、2チャンネルの仕組みを超クリーンにやってるのがNewsPicksですね。
つまり、ネット上の色んな情報をまとめてくれるプラットフォームみたいなもので、そもそも今回のYouTube切り抜きマーケティングと発想は同じなんですよね。
これは本人もYouTube内でも語ってましたが、もともとそうゆうことを発想してやったのか、後付けなのかは分からずですが、結果として一番になったのはめちゃくちゃスゴい。
ひろゆきさんってプログラマーなのですが、プログラムの世界には「オープンソース」という考え方があります。
たとえばブラウザの「Firefox」や、メールソフトの「サンダーバード」もそうですし、このブログを作ってる「ワードプレス」や、スマホの「アンドロイド」もそうですが、ようは、
中身を公開するから自由に好きにやっちゃって
というもので、わりとプログラム界隈では昔からこの考え方があります。
ノウハウを出し惜しみせずフリー化することで参入する人が増え、改良のスピードも上がり、結果としてこれらのサービスは全世界に広がりました。
今の時代は特にそうですが、
情報に価値がない時代
なので、無料ですべて公開しまった方がいいんですよね。
このあたりの話はこちらの記事でも解説したので、良かったらご覧ください。
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【予言】“情報”の売り方
ひろゆきさんのYouTubeハックから色んなアイデアも生まれそうで楽しみですー。