こんにちは、麒麟です(低い声で)
ではなく、森です。
よく、
「人は見かけによらない」
とか
「あの人のこと信じてたのに・・!」
とか
「あいつはお酒を飲むと人が変わるんだよね」
という言葉を聞くと思います。
でも僕はそれは少し違うと思っていて、人は本来の姿は1つだと思いますし、見かけによらないのではなく、お酒を飲むと変わるのではなく、
それがその人の本来の姿
人の本来の姿
なのだと思うのです。
お酒を飲むと人が「変わる」のではなく、お酒を飲んで出た姿がその人の「本来」の姿であり、もっと言えば普段の状態が「変わった状態」なのです。
恋愛でも同じで、
「あなたは変わってしまったわ…もう私の知ってるあの人じゃない」
なんてセリフが、かつては毎週月曜の夜9時にテレビから聞こえてきたり、街のイルミネーションの片隅で繰り広げられていました。
でも、たった数ヶ月やら数年で人が劇的に変わるかというとそんなうまい話があるわけもなく、その人が何かがあって「変わった」のではなく、もともとその人は「そうゆう人」であって、普段の状態が「変わった状態」だったのです。
そう、つまり、人は誰しも「ウソの仮面」を被って生きています。
もちろんこれが間違いだとは思っていませんし、人が、誰でも、どこでも、ウソの仮面を脱ぎ捨てて、100%の本当の姿でいたらちょっと怖いです。
なので、いいのです。ウソの仮面でも。ここに悪意があったり、人を騙そうとか何かしてやろうというギラギラドロドロとした悪意の塊があるとそれは問題です。
しかし、
「やらない善意よりやる偽善」
という素晴らしい名言が教えてくれるように、ウソでも何かするという行為には賛成です。
さて、何でこんな話をしているのかというと、キリンです。
「麒麟です」と書くとなぜかあの低い声で脳内再生されるのは僕だけでないと思いますが、今日言いたかったことはお笑い界の麒麟ではなく、あの首の長いむしゃむしゃと草花を食べてゆっくり、優雅に佇む自然界のキリンです。
ちょっと質問なのですが、キリンに関してどんなイメージを持っているでしょうか?
かわいい?うっとりする?いやはや、それはまったくの誤解です。まさかキリンに「さん」をつけて、「キリンさん」とか言ってないことを願っていますが、
いいですか?実はキリンは、数多いる動物の中でもベスト3に入る凶暴さをもちあわせた動物なのです。
キリンの強さを見る:
あんなにゆったりとした佇まいで、凶暴な肉食動物ではなく、近所の公園に生えてるような雑草をむしゃむしゃと食べてるキリンが、です。
オスのキリンの体長は5メートルを超え、体重は1トン前後もあります。1トン。つまり1000キロです。体重だけで見たらライオンの5倍以上。首だけでも200キロ。
プロ野球界では大谷選手が大活躍していますが、その大谷選手の何人分の体重になるか、すぐに計算はできませんが相当の重さであることは間違いがありません。
動物界のキングは、百獣の王のライオンでもなければ、がっちりした体格のゴリラでもなく、カバでもサイでもイノシシでもなかったのです。
僕はこの事実を知った時、人間界も動物界も同じだと思いました。「人は見かけによらない」とか「あの人のこと信じてたのに・・!」という言葉を、我々、人間界ではよく聞きますが、実は野生動物の世界でも交わされていると思います。
悲しいかな、動物界では、その一瞬の過ちが生死に関わるので、200キロの首が直撃して昇天することも多々あるようです。
さすがに人間界でそれをやると塀の向こう側に行ってしまうのでダメですが、人を(動物も)見た目で判断せず、その人の本来の姿を掴み取って良好な人間関係を築きたいと思う今日この頃です。
このような人生における素晴らしい教訓を教えてくれたキリンですが、なぜこんな話を僕がしてるかというと、
Twitterでこんな話を見て「ふふっ」と一人で笑ってしまったからです。
実は、ネットの中のごく一部では彼女いない歴=年齢でキリンと呼んでいるそうです。
Kanojo Inai Reki Iko-ru Nenrei
で、KIRINです。(英語で書くとお酒が連想されるのは文字が持つ力なんだと思います)
この頭文字をとって「キリン」です。
これだけでも「おぉ~」となるのですが、(僕だけかもしれませんが)ここに「草食系」とかもかかってくるじゃないですか?さらに「おぉ~」ですよね。
キリンと言えばあの首の長さが特徴的ですが、草食系=首を長くして女性からのアプローチを待っているとか、上から目線とか、一人で「なるほど」と連発してしまったくらい、キリンの衝撃が半端ではありませんでした。200キロの首で頭を叩かれたくらいの衝撃で、おもわずこうして書いた次第です。
こうゆう言葉遊びは好きなので、何かもし「おぉ~」となるものがあればぜひ教えて下さい。笑
首を長~くして、待っています。では今日はこの辺で。
また!
追伸:
「童貞と書いてキリンと読む」で思い出したのですが、高校生くらいの時、石田純一さんがテレビで「大胆」と書いて「シャイ」と読むんです。と言ってるのを聞いて、一人で「おぉ~」となったのを思い出しました。昔からこうゆうのが好きなんです。照